テクニカル分析は有効であるとの立場からさらに踏み込んで使い方を学んでいきます。
テクニカル分析は、万能のものはないので、銘柄に合わせて、また、相場状況に合わせてトレードを行っていく必要があります。
あっさり言いましたがこれがテクニカル分析の極意かと思います。
大事なのでもう一度言います。
銘柄に合わせて、また、相場状況に合わせてトレードを行っていく。
銘柄に合わせてというのは銘柄によってどのテクニカル分析が有効であるかを調べる必要があるということです。
トレンド系で攻めるのか、オシレーター系で攻めるのか。
これは感覚でエイヤッと決めるのではなく過去の株価チャートと各テクニカル指標を組み合わせてどのテクニカル指標がよく機能しているかを考えます。
また、各テクニカル指標のパラメーターを変えることでよく機能するテクニカル指標を見つけることができるかもしれません。
※パラメーターを変えるとは例えばRSIは14日間の終値をもとに計算されるのですが、銘柄によってこの14日を10日に変更することをパラメーターを変えるといいます。一般的に使われる数値を銘柄によって変更する工夫も時には有効となるかもしれません。
相場状況に合わせてというのは、相場全体に大きな流れがある場合にはその流れに乗ることが有効であることが多いためです。
アベノミクスで日経平均株価が大きく上昇していくときには日経平均株価と相関の高いもので上昇トレンドとなっている銘柄がよいパフォーマンスを上げるかもしれません。
また、市場全体の売買代金が落ち込んでいるときは新興市場の個別銘柄が一本釣りで大きく株価を上げる例も出てくるかもしれません。
盛り上がりを見せている銘柄にオシレーター系で買われ過ぎのシグナルがでていなければそういった銘柄に乗っかってみるのも有効かもしれません。
こうした様々な相場において、様々な銘柄のテクニカル分析を行っていく、その経験の積み重ねが勝ち組トレーダーとなるために通るべき道であると考えております。
テクニカル分析を使いこなして相場で継続して利益をあげられるようになる、そのお力となれるよう、当サイトは頑張っていきます。
⇒テクニカル分析入門
⇒テクニカル分析は使えるのか?(長所・短所)
⇒テクニカル分析の使い方