
軌道修正を図りやすいことが、スイングトレードのメリットの一つ
株勉強.comがスイングトレードでの投資をおすすめする理由の一つに軌道修正の図りやすさが挙げられます。長期投資では、その成否が分かるまでに日数がかかってしまいます。
反省を次に生かすことはできるのですが、毎回の取引を次の取引に生かしながら・・・というととても長い年月がかかってしまいかねません。
一方のスイングトレードでは数日から数週間で成否が分かりますので、軌道修正を図りながらトライしていくイメージを持ちやすいと思います。
せっかく短期で結果が出るから
スイングトレードでは、せっかく短期で結果がでるので、その成否を検証して次のトレードに生かすということを繰り返していくとよいでしょう。
成功したトレードでも
さらに利益を引っ張ることはできなかったか
を考えることが大事です。
また、失敗したトレードの際は
避けられない失敗だったのか、それとも避けるべき失敗だったのか
を考えるとよいでしょう。
ノートや、チェックリストを活用して勝率、利益率を上げよう
毎回反省して、成功トレード、失敗トレードの原因を突き詰めても次回以降のトレードに生かすことができなければ意味がありません。
そこで、活躍するのが、ノートや注文前チェックリストです。
次に生かすべきことを見つけたらノートに書き留めて、さらに次回以降のトレードに反省を生かせるよう工夫することが大事になります。
例えば、ある失敗トレードにおいて、
「出来高を注視すればトレードを思いとどまっていただろう」
と反省したとします。
これをノートに書き留めた程度ではおそらく、また同じミスを繰り返します。
でも、付箋に「出来高確認OK?」と書いてPCに貼っておいたらどうでしょう?失敗トレードが一回防げるかもしれません。
スイングトレードは小さな積み重ねが武器となる
スイングトレードにおいては、小さな積み重ねが大事です。塵も積もれば山となるという言葉の通り、少しの反省を次回以降のトレードに生かし続けましょう。
せっかく軌道修正が図りやすいにもかかわらず、同じ失敗を繰り返し続けてしまうのは、スイングトレードにおいてはあまりにも勿体ないことです。