
【株スイングトレードで儲ける】ピラミッティングはあり?なし?
株式投資、スイングトレードにおいては、タイミングを見計らって株を買います。ただ、タイミングを見計らって一度に買い付ける方法がある一方、株を2回以上に分けて買い付ける方法もあります。それがナンピンであり、ピラミッティングです。
ナンピンは、株価が下落した時に、さらに株を買い増しすることによって、株の平均取得単価を下げる効果があります。
一方のピラミッティングとは、株価が上昇した際にさらに株を買い付ける手法のことを言います。
このピラミッティング、ありでしょうか?なしでしょうか?
戦略として正しい
ピラミッティングは、スイングトレードで大事な損小利大の考え方に基づいています。勝つときに大きく利益を得られる方法ですので、スイングトレードでの戦略として、合理的で正しいといえるでしょう。
ただ、リスクもある
ピラミッティングを損小利大の考え方に基づいて採用することはよいかもしれません。ただ、ピラミッティングは、買い増した後も株価が上昇し続けることでやっとこさ成功します。買い増した後に株価が下落した場合には、単純にロットが増えてしまっているので、損も大きくなってしまう可能性があります。
さらに付け加えると、ピラミッティングを採用すると売買ルールが少し複雑になってしまいます。
以上のことから、ピラミッティングは、ある程度知識と経験のある上級者向けの手法と考えるようにしましょう。
まとめ
ピラミッティングは、うまくいくと非常に大きな利益を得られる可能性がありますが、買い付けを何回かに分けるのは上級者向けのスキルでしょう。まずは、買い付けタイミングを分けない売買ルールを目指すことをおすすめします。
ただ、あまりにも負けトレードと勝ちトレードの差がはっきりしている際には、ピラミッティングを採用してみるとよいでしょう。