
株式投資の成否を分かつ、最も大事な「理論→実践」の過程。
株式投資で稼ぐために理論を学ぼう
株勉強ドットコムでは株式投資、特にスイングトレードで継続して利益を獲得するために、まず最低限の理論を勉強することをおすすめしている。
そのために、投資スクール事業やコラムなどを通じて、スイングトレードで利益を上げるための考え方や売買ルールのつくり方を配信し続けている。
でも、理論を勉強したところで、すべての人が儲かるようには、ならない。
なぜか?
例えば経営者の本
起業家や大企業の社長など、経営者が書いた本は数多く出版されている。
そうした本では、惜しみなく経営ノウハウが語られており、あたかもその通りに会社を経営すれば成功するのではという錯覚に陥る。
でも、結果はそうはならない。
なぜか?
成功哲学の本
成功哲学といった自己啓発の本を読むと、目標を紙に書いて夜寝る前に読み、朝起きて読むといった成功までの方法論について事細かく書かれている。
それでは、そうした本を読んだ人は必ず成功するのだろうか?
それも、またそうはならないだろう。
なぜか?
あなたが本当にすべきこと
理論と実践は違う。
そう、なぜ経営者の本を読んでも、成功哲学の本を読んでも本の通りにいかないのかが、この理論と実践の過程にある。
理論で理解しても、それをあなた自身が実践していかないことには、無意味なのだ。
また、簡単に実践できることもあれば、理論は簡単なのに実践がとても困難なケースもある。
(※後述するが、株式投資のスイングトレードはこの実践困難ケースに該当する)
この「理論→実践」に、如何に移行できるかが結局は成否を分けてしまうものだ。
よって、もし、理論を勉強していながらも結果がともなわない、そんなあなたは理論を実践へと移行する過程に特に力を入れる必要がある。
勿論、大事な理論の勉強
結局、成否を分けるのは理論を実践に移す段階ではある。
ただ、それは理論を勉強しているという前提でこそ成立することを忘れてはいけない。
株式投資におけるスイングトレードでも、理論の重要性はあまりに大きい。
ただ、安心してもらいたいのは、株式投資のスイングトレードにおける理論は実はそこまで難しくない。
せいぜい、テクニカル分析の勉強や、資金やメンタルコントロール、それと売買ルール作成とか、そういった類であり、理解だけなら誰でも簡単にできることばかりである。
実践が大事だが・・・。
株式投資のスイングトレードで利益を上げるための理論は当サイトや本などを通じて是非学んでもらいたい。
投資しながら学ぶよりも、一通り先に勉強してしまったほうが安く、そして結局は効率的かと思われる。
そうした、理論を学んだらいよいよ実践の段階に移行していく。
一通りの理論武装の後の実践こそが成否を分ける。
投資における実践の難しさをあなたなりの工夫で解決!
株式投資、特にスイングトレードではこの理論を実践に移行する段階で苦労する人が多い。
例えば
・せっかく売買ルールを作ったが守れない
・損切りを予定通り執行することが大事だが、どうしてもワンテンポ遅れてしまう
これらに心当たりはないだろうか?
そう、スイングトレードは理論の理解がしやすく、実践が難しいプロジェクトなのだ。
まずは、このことを理解しておいてもらいたい。
そして、「理論→実践」の段階こそ、あなたが工夫して真剣に取り組む必要がある箇所だ。
例を上げよう。
例えば、スイングトレードではポジポジ病は厳禁だ。
※ポジポジ病とはポジションを取りたくてしょうがなくなることで、つい株を買ってしまうことを言う。
このポジポジ病は治さなければいけないということは、あなたには理解できるはずだ。
で、どうすれば治せるのか?
ここはあなたが必死に工夫して取り組む必要がある箇所だ。
ある人は、一ヶ月の最大トレード回数を5回と決めて、5枚のポストイットをパソコンの画面上部に貼り、毎回の取引ごとにそのポストイットをはがしていった。
そして、5枚のポストイットをすべてはがし終わったら、次の月になるまでPCをつけることを禁止というルールを自らに課した。
一ヶ月最大5トレードのルールを自らに課したことは、ポジポジ病を治せたばかりではなく、毎回のトレードのエントリーを慎重に行う、という別の効果も、もたらした。
これは一つの例であり、すべての人に効果アリとは言い切れないが、こうした理論を実践に活かす工夫こそ、是非あなたにやってもらいたい作業である。
当サイト、及び投資スクール事業では、理論を勉強していただくと同時に、理論を実践に変えるヒントもできる限りお伝えしていきたいと思っている。
もし、「これは」というもので紹介しても良い工夫があればメールを通じて教えていただきたい。
きっと多くの個人投資家に貢献できることだろう。