
株式投資で安定不労所得は可能か?お金のIQを高めよう。
昨今お金に関するセミナーや講座が盛んである。
かくいう当サイトも株式投資、スイングトレードの学習方法を提供する投資講座を事業として行っている。
義務教育に金融教育を取り入れようという考え方もあるように、これからお金のIQを高めようとする考えはスタンダードとなっていくだろう。
不労所得を得る考え方。
お金のIQを高める、その目指すべき目標の一つに、不労所得を得ようとする考え方がある。
確かに、労働所得では費やせる時間に限界があり、できる限りお金にお金を生み出させようとする努力は目指すべき目標になり得る。
株式投資でいきなり不労所得を狙うのは難しい?
書店などで、「株で月収〇〇万円」といううたい文句を見るが、株式投資で安定した不労所得を狙うのはなかなか難しい。
株式投資で不労所得を狙うとすると、配当収入と優待、人によってはシステムトレードを考えるだろう。
ただ、配当収入といっても高配当株でもせいぜい5%程度、一方で株価は5%ぐらい平気で動く。
株価下落のリスクや倒産リスクも考えると不労所得を狙っての株式投資が簡単ではないことがわかるはずだ。
システムトレードも同様である。
あなたはLTCMをしっているだろうか?
金融工学を駆使したドリームチームとも言われたヘッジファンドであったが、結果として破たんしている。
システムトレードで巨万の富を得た著名投資家はどれほどいるのだろうか?
ほったらかし?積極的に学ぶ必要性。
株式投資で不労所得を得る、それをいきなり目指すことはかなり難易度が高いことが分かっていただけただろうか?
株式投資では、よい時もあれば悪い時もある。
そうした相場状況で、月収〇〇万円といった常に安定した不労所得は難しい。
そうではなくて、株式投資ではトータルした利益を月換算にならして月〇〇万円という考え方を目指してもらいたい。
そのためには、移り変わりの激しい相場にまめに対応してよい時にしっかり稼ぎ、悪い時に守ることが大事だろう。
そして、その「よい時にしっかり稼ぎ、悪い時に守る」ことができるようになるためには、積極的に学ぶ必要がある。
お金でお金を生み出せる可能性と、時によっては爆発的なお金を生み出す可能性を秘めている株式投資だ。
だからこそ、いきなりのほったらかし安定不労所得を狙うのではなく、積極的に学び、確かなスキル習得をまずは目指したい。
また、毎月安定の不労所得ではないが、それでも株式投資で稼ぐスキルは学ぶ価値があるものだと強調しておきたい。