
なぜその株を買うのか?答えられずに株を買ってはいけない。
株式投資をやる理由はなんだろう?
基本は「儲けたいから」だろう。
今回は、株取引の勝率を上げるためのヒントとなる内容について書いておきたい。
今回書かれている内容を徹底することで、きっと無駄な取引を減らせることと思う。
なぜ買うのか?
例えば、あなたは、ある株を1000円で買い、株価下落によって970円で損切りしたとしよう。
この株が950円ぐらいまで下がったら、きっと早めに損切りしてよかったと思うことだろう。
と、同時に人によってはある余計なことを考え始めてしまうものだ。
1000円で買い、970円で損切りした、そして、950円で再度買うという取引だ。
この場合、「なぜ買うのか?」に対する答えはこうなる。
「売ったところよりも安く買えるチャンスだから」
株を買う理由
株式投資のスイングトレードで利益を上げることを目的に考えると、上記の「売ったところよりも安く買えるチャンスだから」株を買うのは正解にはならないだろう。
スイングトレードにおいて、株を買う理由は
「期待値がプラスと考えられる買いのタイミングだから」
としていかない限り、株での利益は安定しない。
この理由で株を買うな!
株を買う理由として、「損失を取り戻したいから」とか「過去取引していた価格帯よりも株価が安くなっているから」とか・・・こういった理由は避けた方が良い。
利益を安定させることができないからだ。
スイングトレードではチャンスとあれば、前回取引した株価よりも圧倒的に高くなった株を買い付けることもある。
過去の値動きや、取り返したいといった想いと今回の取引は関係ないのだ。
毎度、株を買う理由を書いてみよう
あなたが株取引で安定して利益を上げるためには、株を買う理由を一定にする必要がある。
そのための方法は、毎回、株を買ったときにその株を買った理由を書き留めていくことだ。
これをやることで、買う理由を一定に保てるようになっていき、取引に安定感が生まれる。
ギャンブル取引を減らして、期待値プラスの売買ルールに従い続ける、スイングトレードで継続した利益を得る努力をしていきたい。