
株式投資では自分が決定するべき、2つのことに集中してみよう。
どんな世界でも自分がコントロールできることとコントロールできないことがある。
昨今移籍して、話題になっているメジャーリーガー、イチローの話をしたい。
2009年のシーズンでのこと、イチローが首位打者をかけてマウアーと争っていた時にイチローはこうコメントをした。
「マウアーの成績は気にしない、自分のコントロール外のことだから」
なるほど、と感じる人も多いだろう。
それと同時に自分がコントロールできないことに振り回されるという事態を避けなければいけないことがわかる。
これを株式投資の世界で考えてみよう。
株式投資で自分でできること、できないこと。
株式投資の世界においても、野球の打者と同様、自分でコントロールできないことの方が多い。
相場そのもの、株価の動きをコントロールすることはできないし(できたら、というかしたら相場操縦で捕まります。)、世界情勢もいつ何が起こるかわからないという状態。
そんなコントロールできないだらけの世界でやるべきことは、なんだろうか?
それは、コントロールできることをしっかりコントロールすることに尽きるのではないだろうか。
自分が相場でできるのはシンプルに「いつ、何を、買うか(売るか)」これだけだ。
いつ、何を、買うか(売るか)?
これに答えることができるかどうかを考えてみてもらいたい。
答えられないならば儲かっていない、或いは儲かっていても安定しない可能性が高い。
感覚としてしっかりとつかんでいるならばいいが、行き当たりばったりの取引ばかりではいつまでたっても株式投資では勝ち組になれないと覚えておこう。
まとめ
結局株式投資はシンプルに「いつ」、「何を」の2つを自分自身で決定していく、ただそれだけのこと。
逆にいうと、それ以外のことはコントロールできないものと諦めて、無理にコントロールしないこと、対決しようとしないことが大事だ。
株勉強ドットコムではこの「いつ」「何を」を売買ルールとして、ルール化してしまうことをすすめしている。
株式投資で安定した利益を得る、その目標に向かって頑張ってもらいたい。