
なぜ、株式投資は、勉強してから始めなければいけないのか?
株式投資は勉強して始めるべきだ。
これは、当サイト、株勉強ドットコムが常々言ってきている言葉であるが、今回のコラムでは、なぜ株式投資は勉強して始めるべきなのかを書いておきたい。
ゴルフとボクシングの話
あなたはゴルフをするだろうか?
ゴルフにはハンデという概念がある。
このハンデによって、ゴルフは初心者であっても、上級者であっても、ある程度一緒に楽しむことができるようになっている。
次に、ボクシング考えてみてもらいたい。
ボクシングでは体重によって階級を分けて、体格による有利不利をある程度抑えている。
大体同じ体重の人同士が対戦するように階級分けがされているのだ。
そこで、考える株式投資の世界
株式投資の世界を考えてみると、初心者と上級者がまったく同じ土俵で戦っている。
資金量が多い人も少ない人も同じ土俵で戦っている。
そう、株式投資の世界ではハンデも階級分けも存在しないのだ。
だったらどうすべきかを考えてみてもらいたい。
まずは初心者の域を抜け出すべき
あなたが初心者であれば、投資に挑む前にまずは初心者の域は抜け出しておく必要があるだろう。
相場でカモにされたいと思う人は少ないはずだ。
ただ、安心してもらいたい。
株式投資初心者の域は、カモにされる前に脱することができる。
実際に投資しなくても得られる経験値、得られる知識は勉強してから投資した方が良いに決まっている。
そのための情報を当サイトでも発信するし、書籍などを通じても先人たちに学べることは多いだろう。
資金量で勝負せずに資金コントロールで勝負すべき
それでもボクシングでいうところの体格差、株式投資でいうところの資金量の差は埋められない差がある。
当然だが、資金量は余裕があればあるほど有利と考えることもできる。
ただ、資金コントロールのスキルを身につければ、これもある程度解決できる。
資金の回転力がものをいうスイングトレードでは、資金量よりも資金コントロール力こそが成否を分けることが多い。
損を小さく抑える、稼げるまでは資金をできるだけ使わない、最初に負けられる資金作りから投資をスタートさせるなど、是非、資金コントロールのスキルを積極的に学んでもらいたい。
いかがだったろう?
初心者よりも上級者の方が有利、資金量が少ないよりは多いほうが有利、これは事実かもしれない。
でも、実際に結果を見てみると必ずしも有利な投資家が勝っているわけではない。
あなたは有利な投資家だろうか、それとも不利な投資家だろうか?
一つ言えることはどちらでも勝つ可能性も負ける可能性もあるということ。
是非、勝つための努力をしていっていただきたい。