
ピンからキリまである株式投資情報、一定に保つことのすすめ
株式投資をしている人の中には、情報こそがすべてという考え方の人もいる。
「今度、A社がB社を買収するらしい」
「次の決算でC社が大幅上方修正するらしい」
こんな情報が世間に発表される前に手に入るのなら手に入れたいと思うのは誰でも同じだろう。
でも、一つ言えること。
それはまず不可能であり、違法だということ。
発表されると非常に大きなインパクトのある情報を発表前にあなたが知ること、それはあり得ないかあり得たとしても違法である、のいずれかだろう。
インサイダーではない情報を手に入れる。
明らかなインサイダー情報でない情報を手に入れようと試みると、今度は誰もが知りえるような情報であったり、あるいはその情報が発表されても株価には影響を及ぼさないような情報になってしまう。
たまには情報が功を奏して利益になることもあるだろうが、そもそも株は上がるか下がるかの二択なわけだからその情報がきっかけで上昇したかどうかも定かではないだろう。
となると、情報をどう扱えばいいのか。
情報の扱い方
情報にはピンからキリまでいろいろな種類があるだろう。
中には有益な情報もあるかもしれない。
ただ、スイングトレードで利益を上げることを目指すなら、そうした情報をシャットダウンして、投資のために考慮すべき情報は一定に保つことをおすすめしたい。
継続して稼ぐためにはその時一度限りしか使えない、或いは一度限りすら使えないかもしれない情報を探し求めていてはきりがないのだ。
あなたが投資する際に参考にする情報は、いつでも使えるテクニカル指標や経済指標などの一般的な情報だけにした方がよい。
これなら、いつでも手に入れられるし、インサイダー取引の疑いがかかる要素はないだろう。
情報を一定に保ってこそ、毎回の取引の反省が次に生かせる。
何しろ、いつでも手に入れられる情報をもとに投資をしているのだから。
一定の情報をもとに投資をしてきたなら、あなたが今投資をしようとした際に、過去の取引が参考になるだろう。
まとめ
株式投資では情報がすべてという人がいる。
そうした投資スタイルで儲けている人もいるかもしれない。
でも、そうした儲かる情報が今後延々と入り続けるかと言えば、それは難しいだろう。
また、情報がすべてと言っている人でも間違った情報に振り回される結果になったり、或いは情報を手に入れるために多額のお金を投じてしまったりしている。
スイングトレードは一発の勝負で確実に勝つことを目的としているわけではないはずだ。
情報にふりまわされることなく、使う情報は一定に、それでも継続して利益を上げられる投資家を目指したいものだ。