
180日で儲かるようになる手順
0:まったくの初心者であればまずは本を読む。自分を知る。
株とは何か?株式市場の仕組みは?これらの基礎知識については本を一冊読んで学んでおいた方が良いだろう。
おすすめの本はコラム「初心者が株を始める前に読むべき、おすすめ株の入門本3冊」で紹介しているので参考にしてもらいたい。
また、自分を知るというのも最初に行っておくべき作業だろう。
長期投資、スイングトレード?余裕資金は?自分が株式投資に使えるお金や時間は最初に算出しておこう。
1:まずはタラレバストック(目安20日)
株式投資で稼ぐようになる道のりはチャートを見てタラレバストックすることから始まる。
タラレバストックは、本来株式投資ではご法度とされる「〇〇していたらなぁ」とか「〇〇していれば」といったタラレバのチャートを集める段階となる。
この作業では数多くのチャートを見ることによって、株価の動きについて慣れる目的もあるし、また、売買ルール作りの最初の一歩となる。
2:テクニカル指標を学びながら仮説を立てる(目安10日)
テクニカル指標については動画なども利用して、初期の段階で一通りは学習しておくとよいだろう。
そして、そうしたテクニカル指標の勉強と同時並行でやっていただきたいのが仮説ストックという作業である。
1の段階でストックしたタラレバのチャートを分類分けして、どうした時に買うとよいのかということを感覚として身に着けながら仮説をストックして行こう。
3:仮説をまとめて、売買ルールにしていく(目安60日)
2の段階でテクニカル指標を学びながらいろいろな仮説をストックすることができたら、ストックした仮説を検証しながらまとめていく段階となる。
いよいよ売買ルールっぽくなってくるのがこの段階。
エントリーのルールよりもエグジットのルールを工夫することでうまくいくケースも多い。
相場状況に合わせた売買ルールを作ることも大事、多少苦労を伴うだろうが、根気よくまとめていこう。
4:売買ルールを検証してブラッシュアップ(目安30日)
いよいよ売買ルールが仮ではあるが完成したらこの段階。
ここまでは過去のチャートを使って売買ルールを作ってきたが、この段階からはデモトレードのつもりで、未来に向かってトレーニングしていく。
銘柄選び、投資タイミングを掴む練習をしていこう。
結果がわかっていた過去のチャートでの検証と違って、まさに今、投資判断をしていくこの段階までくればきっと初心者の域は脱しているはずだろう。
5:少額資金でトライ(目安60日)
4の検証でそれなりの結果を得られるようであればいよいよ少額資金でトライだ。
実際にお金を投じるとなるとこれまでとは違う難しさが伴ってくるだろう。
あくまでも少額資金で、うまくいかなかったら原因を突き止めて改善、改善、改善。
6:いよいよ本格投資だが・・・最初は損できる資金作りから
株式投資は勝ってスタートするのと負けてスタートするのではあまりに大きな差がある。
だからこそ、最初は損できる資金を作ることを目標にスタートするとよいだろう。
例えば、投資資金を200万円と考えている人は70万円の投資でプラス10万の余裕を作ることからスタートしたらどうだろう?
そうして210万円となれば、10万円損しても±0だ。
10万円損できると考えれば取引もやりやすいはず。
勝つためには無理しないことが大切であり、最初が肝心なので慎重にスタートしよう。
いかがだろう。
ノートを使いながら、無理せず焦らず諦めずに進んでいくことをおすすめしたい。
180日という日数目標が掲げられてはいるが、これに縛られる必要はなく、自分のペースで着実に進めていくときっと良い結果が待っていることだろう。