
株取引で儲かったらどうするかは最初に決めておきましょう。
株取引では、しっかりと手順を踏んで勉強していけば、儲かるようになることは可能だろう。
ただ、株で儲けることができるようになったらどうするのか、どうやって資金管理をしていくのかについては最初に決めておいたほうが良い。
というのも、それを決めておかないと「損するまでやる」ことになってしまうからだ。
「損するまでやる」とならないために
基本的にはコツコツと少しずつ、資金を勝ち逃げさせていくことをおすすめしたい。
つまり、儲かった金額の一部を出金していくということだ。
こつこつ出金して、出金したお金は絶対に戻さない(入金し直さない)とすることが重要だろう。
ただ複利の効果は薄くなる
株取引で儲かった資金をコツコツと出金していく方法が最もおすすめではあるが、注意点もある。
もっとも大事な注意点は、複利の効果は薄くなること。
儲かったお金も合わせて次の投資への軍資金として使うことによって、どんどんと資金は大きくなっていく。
これが複利の効果の利点だが、コツコツと出金すると、この効果が当然小さくなる。
コツコツ出金する、その金額設定を多すぎず、少なすぎないように注意する必要があるだろう。
また、出金が癖になることはいいことだが証券口座への入出金になれるようになると、出金してもまたすぐに入金するようになってしまう危険性や、出金したお金を消費に使ってしまう例もある。
証券口座から出金したら絶対に入金しない、また浪費しないと決めておくことが大事だろう。
儲かったお金の理想の使い道、次の投資。
スイングトレードでは数日から数週間単位で資金を回転させながら投資していく投資手法だが、どちらかというと攻めの投資手法である。
この手法でお金を生み出すことができたなら、その資金を、もう少し長期での投資としてかんがえてみるのも面白いかもしれない。
例えば、新興国など海外への投資や、今後の成長が期待できる東証二部の株式に投資してみたり、あるいは不動産投資なども面白いかもしれない。
正解はないが、是非、儲かった時にどうするか、考えておくことをおすすめしたい。