
株式投資をしていくうえで、日経新聞は読む必要があるのか?
株式投資をしている人で日経新聞を読む人は多いです。
というのも、日経新聞は、企業の決算発表情報や新製品や不正などのニュース、株価情報など非常に多くの情報が載せられていて便利だからです。
でも、株式投資をしていく上では必読なのでしょうか?
長期投資派や海外投資もしている方は読むべきかも!?
長期投資においては個別銘柄のみならず世界情勢や日本以外の指標にも気を配る人が多いものです。
また、最近では外国株に投資をしている個人投資家の方も多いことでしょう。
そうした方にとって、政治や世界情勢もわかる日経新聞は情報が一つにまとまっているために使いやすいと考えられます。
スイングトレーダーには基本的に必要はない!?
ただ、売買ルールを作り終えたスイングトレーダーにとっては、日経新聞は必ずしも必要とは言えません。
日経新聞を読むと、どうしても書かれている記事からいいニュースだとか悪いニュースだとか判断してしまいがちになります。
記事がそのように書かれているため、しょうがないのですが、スイングトレーダーは新聞記事からではなくて株価から投資判断をすべきです。
株価は常に正しいという相場格言があります。
いいニュースのように書かれているのに、株価が暴落することもあれば、悪いニュースなのに株価が暴騰することだってありえます。
スイングトレードで利益を上げようと考えたなら、日経新聞から相場を読み解くのではなく、株価から相場を読み解くべきと考えましょう。
ただ、使い方によっては便利なのも事実
ただ、そうはいっても、全く使えないわけではありません。
例えば、最近盛り上がっている業種は何なのか、とか出来高が増加している銘柄は何なのか、これらについては日経新聞にまとめられているので銘柄を探す方法としては使えるかもしれません。
スイングトレードで利益を上げるためには、探した銘柄に対してテクニカル分析を行って投資判断をしていく必要がありますが、投資判断は自分でしていくという強い決意のもと工夫して使っていく際には日経新聞も使えると考えましょう。