
株式投資では資金コントロールが重要だと言われる3つの理由
株式投資ではよく資金コントロールが重要だと言われます。
これは事実でしょう。
でも、資金コントロールとは一体何なのか、なぜ重要なのかについて考えてみたことはあるでしょうか?
今回は株式投資関連の本でもよく重要だと説明される資金コントロールに着目して、重要と言われる理由を3点紹介していきます。
1株式投資で稼げるようになるには時間がかかるから
株式投資では、すぐに稼げるというケースは少なく、実は稼げるようになるまでは時間がかかるものです。
資金コントロールが重要だと言われるのと同様に、株式投資で稼げるようになるには勉強と経験が重要だとも言われていることを忘れてはいけません。
そして、この勉強と経験の途中で資金が枯渇してしまっては勿体無いことこの上ありません。
デイトレーダーを志しても、稼げるようになる前に資金が尽きてしまい相場退場となるケースが多いと言われます。
せっかくあと少しで稼げるようになったのにという後悔だけはしたくないものです。
資金コントロールはやはり重要です。
2株式投資では全ての取引で勝つことはできないから
株式投資、特にスイングトレードやデイトレードといった投資手法のように比較的短期間に資金を回転させていくケースでは全ての取引で勝つのは不可能です。
大事なのは全ての取引で勝つことではなくて勝ち負けを繰り返しながらも最終的に勝っていることなのです。
資金をコントロールするということは、一回あたりの損失金額をできる限り少なく抑えることと言えます。
負けだとわかったら早めにそれを認めて対応する損切りは資金コントロールの基本とも言えます。
3株式投資での勝ち負けを決めるのは資金の大小ではなく、資金コントロールの上手い下手だから
資金があればあるほど、投資では有利と考えられます。
確かに、例えば100万円を稼ぎ出すことを考えたときに1億円の資金がある人と300万円の資金がある人では、1億円の資金がある人が有利と考えるのが普通でしょう。
ただ、資金コントロールの得手不得手を考慮すると必ずしもそうならない可能性があります。
月利5%でも複利だと100万円が8年で1億円になります。
逆に1億円あっても資金コントロールができなければすぐに資金はなくなってしまうことでしょう。
資金コントロールのスキルを上達させてこそ、株式投資で勝てると考えましょう。
以上の3つの理由から株式投資では資金コントロールが重要というのは間違いないのではないでしょうか。
また、株式投資においての資金コントロールとは、「自身の金融資産から余裕資金を算出して、損切りを駆使してその資金を守りながら増やすこと」とも考えられます。
参考にしてみてください。