
【投資メリット・デメリット】FX?株?不動産?
投資と聞いたら何を思い浮かべるでしょうか?
FX、株、不動産、金などの商品、債券、投資信託、バイナリーオプションetc、挙げだしたらきりがありません。
最近では投資商品の幅はぐんぐんと広がってきているのです。
ただ、新しい投資商品には思わぬリスクがつきものであることも付け加えておきます。
今回はサラリーマンにも人気とされるFX、株、不動産を例に挙げてそれぞれのメリットデメリットを学習していきましょう。
(なお、今回はメリットデメリットだけに言及し、それぞれの投資の考え方や手法などについては割愛させていただきます。)
FXのメリットデメリット
FXとは外国為替証拠金取引のことで、基本的にはレバレッジをかけて為替のレートの差額で儲ける、あるいは金利の差額から金利収入を得るという利益の得方があります。
メリット
・始め易い(例えば口座開設はネットから申し込んで郵送で手続きできる)
・取引も簡単(スマホから簡単にできる)
・レバレッジをかけるので少額のお金でも大きなお金を動かせる(レバレッジ25倍なら4万円の証拠金で100万円分の取引が出る)
・24時間売買ができる(土日を除く)
・外貨預金より手数料が割安(同じ外貨を扱う外貨預金よりも圧倒的に手数料が安いです)
・選択できる通貨が多い
・比較的換金しやすい
デメリット
・そんなに動かないことが多い(株式に比べると値動きは少ないことが多く、一日で10%動くことはなかなかありません。)→よってレバレッジをかけるわけです。
・レバレッジをかけると予想以上の損失になることも。
・24時間取引できるメリットの一方で、寝られなくなることも(海外の主要指標の発表は日本時間真夜中になることも多い)
・強制退場となる人も多いとの話がある。
株式投資のメリットデメリット(国内株式)
株式投資は企業が事業資金を調達するために発行する有価証券のことであり、価値が変動します。
この変動の上下を利用して利益を上げる、あるいは配当や優待を受け取ることを目的として投資します。
メリット
・始めやすい(これもFXのメリット同様、証券会社に口座を開けば始められる)
・取引が手軽(FXと同様)
・比較的換金しやすい。
・株主優待は、インカムゲイン、キャピタルゲイン以外の楽しみとなる。
デメリット
・取引時間が、多くのサラリーマンの就業時間と重なっている。
・投資した会社が倒産する可能性もないわけではない。
・相場の急変動で株価が大きく下落したり、換金したくても買い手がいなくて売れない事態が起きることもある。
不動産投資のメリットデメリット(インカムゲインとして家賃収入を得ようと考えたケースを想定)
昨今、マンションやアパートの大家さんとなり家賃収入を得ようとする不動産投資が注目を集めています。
管理会社に管理を任せればある程度ほったらかしでも家賃収入を得られる点が人気の一つのようです。
メリット
・時間的制約が少なく、軌道に乗ればほったらかし経営も可能となりえる。
・不景気でも家賃相場はそこまで急激に落ち込むことはないため、安定収入を得られる可能性がある。
・資産価値や、キャッシュフローが安定している物件があれば他の投資商品ではなかなか難しい、低利で銀行から融資を受けて投資できる可能性もある。
デメリット
・空室リスクがある。自分の持っている物件の近くに新しい建物が建つと家賃の値下げで対応しないといけないケースも。
・ほったらかし経営ができると思って投資をしても軌道に乗せるまでが意外と大変。
・急にお金が必要になっても換金性には優れていない。
・災害リスクや所有している物件で事件が起きるリスク
・資産価値が変動し売却価格が下落してしまうことも。
いかがでしょうか。
FX、株式、不動産投資、どれを見てもメリットがあればデメリットもあります。
そして、どの投資対象であっても継続して利益をあげるためには一筋縄ではいきません。
ここで書いた以外にも思わぬメリットデメリットが存在することも考えられます。
やはり、大切なことは自分がこれで儲けようと力を入れられる、好きな投資対象を選ぶのが一番ではないでしょうか。
「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、どの投資でもそれで利益を上げている人は研究熱心で努力を厭わないものです。
好きじゃないけど儲かりそうだからという理由で投資をすると多くの場合で失敗してしまいます。
自分に合った、そして、ストレスがない投資対象を選んで楽しみながら投資をしていくことが、もっとも合理的な選択と考えましょう。