
【ときどき確認】勝ち組マインドを学ぼう
株勉強.comの動画の中で力が入れられている点で注目すべきは勝ち組マインドを身につけようという、当然でありながら、一方でないがしろにされがちな分野です。
ただ、この勝ち組マインドを持たずして、投資での成功はおぼつかないとも言えます。
成功への十分条件ではないにしろ、勝ち組マインドを身に着けるということは成功への必要条件と言えます。
ギャンブル的な儲け方ではなく、株式市場で儲かるべくして儲けるためには心のありようはとても大事なのです。
早速、その中身について詳しくみていきましょう。
勝ち組マインドは以下の5点に集約されます。
・勝ち負けを考えない心。
・予想せずに対応する心。
・相場は敵じゃないという心。
・向上心。
・取引時間外こそ集中する心。
これほど「言うは易く行うは難し」なことはありません。
おそらく、これを読んだ段階では多くの人が、内容を理解し、「分かっているよ」となるのかもしれませんが、ただ、そうであっても、相場の世界ではこれら原則を忘れてしまったがために、損を積み重ねてしまう投資家が後を絶たないわけです。
「行うは難し」なのです。
・勝ち負けを考えない心
これを実践できる投資家はおそらく数少ないはずです。
もちろんです。
勝ち負けを無視することはできないはずですから。
ただ、取引時間中はやはり勝ち負けを考えていては適切な判断をすることができなくなってしまいます。
適切な判断とは・・・それこそがエントリー前の段階で決めていた売買ルールです。
勝ち負けを考えると、売買ルールを逸脱してしまうケースが多くなってしまい、これこそが慎むべき行動と言えます。
だからこそ、勝ち負けを考えるのは取引時間外に行い、取引時間中、ポジションを持っているときは極力勝ち負けを考えないようにしましょう。
・予想せずに対応する心
株価の動向を予想してしまうと、予想が外れた時に大慌てすることになります。
これには心当たりがある投資家も多いのではないでしょうか。
そもそも予想などせずに、どんな結果になっても冷静に対応することこそが大事と心得ておけば・・・どんなことが起きても冷静に対応できるかもしれません。
・相場は敵じゃないという心
これは人によっては衝撃的な考え方ではないでしょうか。
相場に勝つ!これが大事ですが、そのためには相場を敵にしないことが大事なのです。
逆説的ですが、儲けている投資家を例にあげれば説明がつきます。
儲けている投資家は、相場の状況を冷静に把握して、相場の声に耳を傾けます。
そして、相場の声に従い、自分のポジションを持つのです。
よく、証券アナリストや掲示板などの声に耳を傾けてポジションを持ってしまう投資家がいますが、これでは勝てません。
相場の声に耳を傾けて、その声に従う、つまり相場と仲よくなって利益を上げることこそが大事と考えましょう。
・向上心
これは言わずもがなでしょう。
継続して利益を上げている投資家で向上心がない人などまずいません。
どんなトップトレーダーでも、そこに至るまでには儲けるための苦労があり、さらに腕を磨くための努力に余念がないものです。
投資の世界では楽して儲かったならば、その資金はすぐになくなってしまうものですが、向上心を持ち続け、努力を重ねる投資家の資金はそう簡単にはなくならないというのが通説です。
負けて腐らず、勝って驕らずの精神で行きましょう。
・取引時間外こそ集中する心。
結局のところ、取引時間外を有効に使ってこそ、上に記したマインドを持って相場に対応することができるわけです。
取引時間外こそが大事と心得て相場に挑むことが大切です。
以上の5つは大事なことばかりです。
ただ、一方で簡単な内容なので忘れてしまいがちな内容でもあります。
「言うは易く行うは難し」
多くの勝ち組投資家が身に着けている大事な要素だからこそ、忘れることなく相場に対応していきましょう。