
世界中では日々、様々な経済指標が発表されます。
インパクトのある発表となると、サプライズとなり、それまでの相場状況を大きく方向転換させてしまうこともありますので、経済指標は株の短期投資に取り組む上で無視できないものです。
・米国雇用統計
・日銀短観、総裁の会見
・FOMCの政策金利発表や議長講演
などはよく市場に影響を与えることがありますのでチェックしておく必要があります。
また、特定の国や商品の状況が相場に影響を与えているときには、それに関連する指標の発表で大きく相場が動くこともあります。
例えば、中国の相場が不安定なときには中国に関する経済指標の発表が相場のその後に多大な影響を与えることがあるといった具合です。
大事なことは、指標をコントロールすることはできないので自身でコントロールできることに集中するということです。
経済指標は発表予定日が決まっているので、あらかじめ日程をチェックしておいたり、重要な経済指標の発表前にはポジションを持たない(株を保有しない)ようにしたり、あるいは、経済指標などで相場状況が大きく変わった時にどういう行動をとるかを決めておくようにしましょう。
少なくとも経済指標の発表でネガティブサプライスがあったから大損してしまった、ということにならないよう、注意を払っておくようにしましょう。