
日経平均株価にしても個別銘柄にしても、ボックス相場や膠着状態が長く続くことがあります。
膠着状態とは、上方向にも下方向にも動かない状態が続くことを言います。
ちなみにこの膠着状態が長ければ長いほど、その後トレンドが発生したときにそのトレンドは力強いものになりやすいことは覚えておきましょう。
これは、腕相撲を考えていただけるとイメージしやすいと思います。
腕相撲で真ん中あたりで拮抗状態となることがありますね。
そのような、力が拮抗した状態が長く続いた場合には、力関係が崩れると一気に勝負が決まってしまうものです。
株式市場でも同様で、大して上がるでもなく下がるでもない状態が長く続いた時には、その後に上昇に向かうか、下落に向かうかに注意するとよいでしょう。
もし上昇に向かい始めた際にはそのトレンドに乗ってみる作戦もありかもしれません。