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いつもお読みいただきましてありがとうございます。
さて、昨日は年初来高値を一時突破する動きを見せた日経平均。
安値引けこそしたものの終値で19500円をキープしてくれたのですが、本日あっさりと反落。
19500円も割れて引ける形になってしまいました。
週末要因も重なりましたが19500円はなかなか重たい価格帯と考えられます。
現状の日経平均株価を見ておきましょう。
■3月3日の日経平均株価:19469.17(-95.63)
円安が一服したことや、昨日の上昇に対しての利益確定、また、週末要因から売られる展開となりましたが、そこまで心配する下落ではないとも考えられます。
19500円前後は重たい動きになりそうで、突破するのは簡単ではないかもしれませんが、それでも、下値は堅めと考えられそうです。
商いがもう少し増えれば上昇に向かうことも考えてよいでしょう。
◆日経平均株価のトレンドは?
膠着~上昇トレンドと考えられそうです。
19500円より上に株価があれば上昇トレンドに向かいやすく、下にあればしばらく膠着状態と考えるとよいでしょう。
しばらくは19500円を挟んでいったり来たりする可能性が考えられます。
上昇トレンドに乗って利益を上げようと考えている場合は、東証一部の売買代金も注意してみるとよいでしょう。
ただ、現状を見る限り上昇トレンド入りしたとしても、ぐんぐんと毎日のように上昇していくような力強さはなさそうです。
上昇トレンド入りしても高値を追っかけて買うよりは、タイミングを見計らって買えばよいと考えられそうです。
◆日経平均株価は買われすぎ、売られすぎ?
現状は中立を示しております。
RSIの数値でいけばほぼ50ジャストです。
19500円を基準に考えれば大きな間違いはなさそうです。
◆東証一部売買代金は?
今週の東証一部売買代金をおさらいしておきましょう。
月→約2兆1395億円
火→約2兆4611億円
水→約2兆3891億円
木→約2兆5329億円
金→約2兆1856億円
となっております。
先週に比べて売買代金は膨らんできてはいます。
3兆円ぐらいの売買代金がほしいところです。
来週以降に期待しましょう。
◆まとめ
19500円を挟んだ動きが想定されます。
外部要因に注意は必要なものの、売買代金を伴って上に抜ければ上昇トレンド入りを考えてよいでしょう。
ただ、最近の値動きから考えると力強く、一気に踏みあげる上昇トレンドは想定しずらいのも事実です。
上昇トレンド入りしたとしても焦って買うことなく、慎重にタイミングを見計らうようにしましょう。
下値は19000円前後で考えておりますが、そこをあっさり割ることがあると少し心配になります。
上昇、下落を予想するのではなく、どうなったらどうするのか、それを想定して取引していきましょう。
■スイングトレードワンポイントレッスン
「チャートパターンの学習の際は」
チャートパターンとはチャートのありがちな形で、チャートパターンを学習しておくことによって
・危険の事前察知
・チャンスの事前察知
につながります。
主要なチャートパターンとして
・三角保ち合い
・ヘッドアンドショルダー
・ダブルトップ・ボトム
・カップウィズハンドル
・ボックス
などは学習しておくとよいでしょう。
ただ、チャートパターンを過去のチャートから見つけるのは比較的簡単ですが、実際に活かすのはなかなか難しいものです。
どうしても形を探すからそうなるわけで、チャートパターンを形作っている最中には気付きにくいものなのです。
チャートパターンを実践に活かすのは難しいですが、それでもチャートパターンを知っておくことはとても大切なことです。
これからチャートパターンを学習する際には、その形が形成されるときの投資家心理を考えてみるとよいでしょう。
数日から数週間での株価の値動きはその時に参加している投資家の需給で決まりやすくなります。
投資家心理を想像しながらチャートを見ることによって
・危険の事前察知
・チャンスの事前察知
がより現実的になります。