
投資手法あれこれ
さて、短期投資にはいろいろな種類があります。
ここでは、どんな種類があるのかについて解説していきますので、どれがあなたと相性が良い手法か、考えながら読み進めてみてください。
≪デイトレード≫
デイトレードは、一日のうちに売買を完結させて翌日まで株を保有しないトレード手法のことを言います。
どんな企業であるか、業種はどうか、将来性はどうか、といったことよりも、本日中に株価は上がるかどうかを考えて投資判断をすることになります。
タイミングを見計らって取引する手法ですので、「その時」を見逃さないように気を付けながら取引をする必要があります。
そのため、会社員や主婦(夫)など、他にやるべきことがある人にとってはなかなか取り組みづらい事は強調させていただきます。
≪スキャルピング≫
デイトレードの中でもさらに短い時間で買いから売りを完結させてしまう手法をスキャルピングと言います。
FXなどでよく使われる手法なのですが、ごくごく小さい利益を積み重ねる手法です。
この取引手法に取り組む人はモニターを何画面も用意して、一瞬を逃さずに取引しようと日々真剣勝負を繰り返しています。
初心者にはあまりおすすめできない手法と考えられます。
≪スイングトレード≫
数日から数週間の期間だけ株を保有して、買った株価(買値といいます。)と売った株価(売値といいます。)の差で利益を狙う投資手法です。
短期投資の中で考えると、デイトレードやスキャルピングに比べて、会社員や主婦(夫)の方にも取り組みやすい手法と考えられます。
ただ、利益を狙うためにはそれ相応の勉強が必要になると覚えておきましょう。
短期投資と一口に言っても、どの手法で取り組むかによって必要な知識、勉強は異なります。
特にデイトレード、スキャルピングに取り組む場合には知識、勉強に加えて相当な訓練が必要になります。
どの手法でも稼ぐことは可能でしょうが、あなたが取り組める手法であるかどうかについてはよく考えてから取り組むようにしましょう。