
2016年11月11日の日経平均株価テクニカル分析
こんにちは。
いつもお読みいただきましてありがとうございます。
さて、相場はトランプ氏に左右される展開が続いております。
トランプ大統領になった後どうなるか、 その思惑で相場が動いているといえそうです。
為替も投機的な荒い値動きが続いておりますが、日経平均の現状などについて、テクニカル面から確認しておきましょう。
○本日(11月11日)の日経平均株価:17374.79 (+30.37)
トランプ氏の経済優先の政策への期待もあり海外市場が上昇したことを受け、 日経平均株価も大統領選後に大幅上昇となりました。
本日は朝方は250円超の上昇をもありましたが、週末要因や利益確定の売りがあり、一時はマイナスも、結局終値は30円ほどの上昇。
鉄鋼や金融関連株などのトランプ銘柄と呼ばれるものを中心に上昇となりました。
◆一目均衡表で見る日経平均株価
一目均衡表は上昇トレンドとみることができそうです。
目先は今日跳ね返された17500円が気になるところですが、 売買代金も十分にあるために、そこまで気にする必要はなさそうです。
テクニカル面から言えば上昇のためには悪くない環境といえそうです。
◆MACDで見る日経平均株価
MACDは、大統領選当日の値下がりを受けて大きく下落した後、現在、少しずつ持ち直している段階といえそうです。
今後、再度ゴールデンクロスとなる可能性がありますが、 個別銘柄の上値余地には注意したほうがよいでしょう。
◆RSIで見る日経平均株価
日経平均株価のRSIは52.9です。
今のところ中立な位置にあります。
◆東証一部売買代金は?
今週一週間の東証一部の売買代金を確認しておきましょう。
月→約1兆9717億円
火→約1兆7767億円
水→約3兆9243億円
木→約3兆4126億円
金→約3兆6151億円
大統領選後の商いがかなり膨らんでおります。
短期筋の売買が膨らんでいることでしょうが、
これだけの商いがあれば、結構な株主が入れ替わっていることが想定されます。
◆まとめ
出来高、テクニカル面から見えれば、悪くない相場状況といえます。
目先は17500円、18000円が意識されますが、 商いが膨らんでいるため、突破することはそこまで難しくないはずです。
ただ、海外情勢に左右されやすい状況のため、 注意は必要になります。
日経平均はもとより、個別銘柄はさらにボラティリティが高くなることが想定されます。
ロットを減らして損切ラインを広めにする、といった対応も考えてもよいかもしれません。