
2016年8月26日の日経平均株価テクニカル分析
日経平均株価は本日は195.24円安。
16500円近辺での推移が続いていましたが、本日は16500円を下抜ける展開となりました。
今週の振り返りをして、現状を把握しておきましょう。
8月26日の日経平均株価:16360.71(前日比-195.24)
本日夜に行われるFRBイエレン議長の講演を控え、 手じまい売りが出たというのが大方の見方でしょう。
最近商いが薄く、17000円近辺を突破しずらそうなことも、手じまい売りを誘った要因でしょうか。
一目均衡表で見る日経平均株価
遅行スパンがデッドクロスしてきて、転換線も下方向に向かいだしています。
まだ下落トレンドとは言えないものの、注意が必要な動きとも考えられそうですね。
MACDで見る日経平均株価
MACDは下落トレンド傾向が続いております。
このままいくと0ラインも下抜けていく可能性があります。
RSIで見る日経平均株価
RSIは52.6です。
中立と考えられますから、上下に動きやすい状態と考えられそうです。
東証一部売買代金は?
今週の東証一部売買代金をおさらいしますと
月→約1兆6279億円
火→約1兆8182億円
水→約1兆6077億円
木→約1兆7121億円
金→約2兆391億円
となっております。
とても少ない印象を受けますね。
上昇するにはどうもパワー不足でしょう。
薄商いの中で悪いニュースが出ると一気に投げ売られて、想像以上に大きな値動きになることも考えられるので、注意しておきましょう 。
まとめ
一目均衡表を見る限りは、まだ下降トレンドとまでは言えなそうですが、上昇のための要素は少なく感じます。
16000円を下抜けると、投げ売りが出る可能性もありそうです。
薄商いの中なので注意した方がよさそうですね。
本日のイエレン議長の講演も気になるところですが、 それを無難に突破しても来週末には雇用統計も控えていることを忘れてはいけません。
ちょっとは明るいニュースを期待したくなるような閑散相場ですね。
といっても、明るいニュースを期待してのトレードはおすすめしませんが。