
2016年7月8日の日経平均株価テクニカル分析
本日の日経平均株価は続落。
朝方は買いが入ったものの、売られて引ける展開となり、本日の安値近辺で引けました。
今日は米国雇用統計の発表も予定されております。
また、10日の日曜日には参院選挙も控えております。
週末&イベント前で積極的な買いが控えられたこと、そして、円高方向から手じまい売りで売られた展開となりました。
7月8日の日経平均株価:15106.98(前日比-169.26)
結局本日で4日続落となりました。
雇用統計の結果も気になるところですが、テクニカル面からみると、15000円という節目が間近です。
ここをしっかりと割ってさらに売られるとなると、少々怖いですね。
週足のチャートをみると、投げ売りのリスクを感じます。
※見てみてください。
一目均衡表で見る日経平均株価
こちらは相変わらずの下降トレンドを示しております。
下値の目処、15000円が割られることも想定しておきましょう。
MACDで見る日経平均株価
せっかくゴールデンクロスしたMACDですが、4日続落もあり、デッドクロス。
結局また下落トレンドを示しております。
RSIで見る日経平均株価
下降トレンドでも売られすぎの水準なら心配ない、と考えたいところですがRSIは36.8。
多少売られている印象は受けるものの、下値余地はまだありそうです。
東証一部売買代金は?
今週の東証一部売買代金を見ておきましょう。
月→約1兆6022億円
火→約1兆5774億円
水→約2兆2305億円
木→約1兆8578億円
金→2約588兆億円
商いは増えておらず、積極的に売りたい、積極的に買いたい、のいずれでもない投資家が多そうです。
まとめ
相場は迷っている状況ですが、下落トレンドの最中ということには変わりはなさそうです。
本日発表予定の米国雇用統計の結果、そして、為替によって来週動きが出てきそうです。
下落トレンド、海外要因などのニュースに左右されやすいことは考えたうえで、無理せずトレードしていくことがおすすめです。
スイングトレードをするには少々やりずらい相場が続きますが、個人投資家はチャンスと思った時だけトレードすればいいわけですから、慎重に「その時」を待ちましょう。