
2016年4月8日の日経平均株価テクニカル分析
本日の日経平均株価は円高や海外株安などが影響し、下落スタート。
ただ、円高を牽制する発言が政府高官から出されて円高一服、その後は買われる展開となりました。
一時は16000円を付けるも、そこは跳ね返されてしまいました。
結局終値は15821.52円の前日比71.68円高。
二日続伸となった日経平均ですが、現状のテクニカル指標や売買代金を確認しておきましょう。
本日(4月8日)の日経平均株価:15821.52円(+71.68)
円高を牽制する発言が麻生大臣、菅官房長官からありました。
これを受けて買い安心感が広がりました。
ただ、上値は抑えられて16000円近辺で跳ね返される展開。
このままぐんぐん上昇するにはまだ材料不足かもしれません。
一目均衡表は?
一目均衡表は三役ともに下落トレンド継続中。
本日は結果として上昇はしていますが、直近では最安値となる一時15500円を割れを記録。
油断はできないように見えます。
MACDは?
MACDは下落トレンドの最中と言えます。
下値はまだありそうなので注意しましょう。
RSIは?
29.9となっております。
30を割れているので売られ過ぎとも言えます。
ただ、もっと低い数値も珍しくない昨今の日経平均のRSI。
下げる余地はあると考えたほうがよいかもしれません。
東証一部売買代金
今週の東証一部売買代金は
月→約2兆896億円
火→約2兆2797億円
水→約2兆1149億円
木→約2兆899億円
金→約2兆5799億円
本日は値動きが大きかったこともあり、少し増えましたが、
2兆円程度の低商いが続いております。
まとめ
政府高官による円高を警戒する発言等を受け、介入期待もあります。
ただ、依然として下落トレンドの最中ということは忘れない方がよさそうです。
来週は16000円に乗せてもらいたいところですが、売買代金を見ると少しパワー不足の感も否めません。
無理をしないように、また、エントリー時にはあらかじめロスカットラインを決めてからのエントリーを心がけると良いのではないでしょうか。