
相場状況によって使い分ける売買ルールと銘柄
スイングトレードでは、相場状況によって売買ルールを使い分けることをおすすめしております。
どんなトレンドであるかにかかわらず、同じ売買ルールで対応することは非常に困難であるためです。
ただ、相場状況ごとに売買ルールを使い分けていても、なぜかうまくいかないこともあるものです。
もちろん、そうしたときは「休むも相場」と思い切って相場を離れてみるのも一手ではありますが、少し、銘柄について考えてみることもおすすめしたいなと思います。
日経平均株価が下落、その時…
日経平均株価が下落して、低商いが続いている、そんなことは年に何回も訪れるものです。
そんな時に、実は新興市場に目を向けると面白いことが起こっていたりします。
日経平均株価が下落しているにも関わらず、マザーズ指数が上昇なんてことが実は結構起きているのです。
最初は大型銘柄からがおすすめですが…
日経平均株価が下落トレンドだから相場は悪い、だから商いは控えよう。
株初心者のうちはこのように考えることも大事かもしれません。
というのも、最初のうちは出来高が多い大型銘柄に取り組むのがセオリーで、新興市場だと値動きが荒かったり少々癖があったりなので、初心者にはなかなか難しかったりするためです。
でも、初心者の域を脱してきたり、少し行き詰りを感じてきたときには、今まで扱っていないような他の銘柄についても考えてみるのも良いかもしれません。
もちろん、よく考えてから
とはいっても、売買ルールはそのまま、いきなり取り扱う銘柄を変えてトレードするのは考え物です。
スイングトレードは、トレード時間以外の時間をトレードのために使ってこそ勝ちやすくなるということを忘れてはいけません。
最近うまくいかないからと、いきなり今まで扱っていないような銘柄を試すのではなく、まずは他の銘柄だとどうなるか、実際のお金を投じることなく調査してみるとよいでしょう。
とにかく積み重ね
売買ルールをブラッシュアップするにしろ、どんな銘柄を取引するかを考えてみるにしろ、スイングトレードは少しずつ、それもほんの少しずつステップアップしていくことが大事になります。
いきなり劇的な変化というのはなかなか起こり得ることではありません。
少しずつ、少しずつ、とにかく積み重ねることが大事だということを肝に銘じて頑張ってみてください。