
2016年3月4日の日経平均株価テクニカル分析
金曜日の日経平均株価は17000円台を回復する、という明るい終わり方となりました。
また、雇用統計も無事に通過したように見えます。
日経平均株価先物CMEは17060円を指しており、また、為替も114円をつけるまで円安がすすんだので、月曜日は堅調なスタートを期待したいところです。
ただ、短期的に上昇してきた日経平均。
買われ過ぎでないのかにも注意が必要です。
■本日(3月4日)の日経平均株価:17014.78円(+54.62)
17000円台を約1ヶ月ぶりに回復しました。
これで4日続伸です。
急な買い戻しが続いていますが、17000円近辺が一つの節目となるかもしれません。
一目均衡表は?
一目均衡表ですが、基準線と転換線がゴールデンクロスとなっております。
遅行スパンと26日前株価の関係も逆転が予想されます。
ずっと、下降トレンドを示しておりましたが、最悪期は脱したように見えます。
MACDは?
相変わらずの上昇トレンドとなっております。
このままでいくと、MACDが0ラインも上抜けていくことが想定されます。
期待したいところですね。
RSIは?
69.0となっております。
3/3には77.7となっておりました。
少し買われ過ぎのイメージがありますね。
今後更なる上昇のために、少々数値の落ち着きがほしいところです。
東証一部売買代金
今週の東証一部の売買代金を見てみましょう。
月→約2兆5945億円
火→約2兆1481億円
水→約2兆5934億円
木→約2兆5383億円
金→約2兆4902億円
2兆円台半ばでの取引が続いております。
値動きの割に盛り上がっていない感じもあります。
まとめ
総悲観だった市場でしたが、最悪期は脱したように見えます。
油断は禁物ではありますが、下降トレンド→膠着相場と考えても良いと思います。
・4日連続で上昇してきたこと、
・オシレーター系のテクニカル指標の水準、
・17000円という節目
を考えると、このままグングン上げるよりは、多少のもみ合い、調整局面があるかもしれません。
高値づかみに注意しながらもみ合いの状態での売買ルールを採用すると良いでしょう。