
2015年12月18日の日経平均株価テクニカル分析
12月14日~18日の日経平均株価はニュースに敏感に反応する一週間となりました。
日経平均株価は乱高下を繰り返しました。
値動きと主なニュースを確認すると
月曜→18883.24(-347.06)欧州株安、FOMC前様子見、原油安
火曜→18565.90(-317.52)FOMC前様子見
水曜→19049.91(+484.01)原油持ち直し
木曜→19353.56(+303.65)米利上げ決定
金曜→18986.80(-366.76)日銀の金融緩和補完措置導入
金曜NY市場…原油安などもあり大幅下落
となりました。
ニュースがいろいろあってそれに反応する一週間となりました。
来週以降は大きなニュースは減ってくるとは思います
現状の日経平均株価について、テクニカル面から状況を確認しておきましょう。
金曜日の日経平均株価:18986.80(-366.76)
・基準線転換線→下降トレンド
・遅行スパンと26日前株価→下降トレンド
・先行スパンと現在株価→かろうじて上昇トレンド
というのが一目均衡表の現状です。
先行スパンでビタ止まりしていますが、月曜日もなんとかこらえてもらいたいところ。
一目均衡表は?
基準線転換線→下降トレンド
遅行スパンと26日前株価→下降トレンド
先行スパンと現在株価→かろうじて上昇トレンド
というのが一目均衡表の現状です。
先行スパンでビタ止まりしていますが、月曜日もなんとかこらえてもらいたいところ。
MACDは?
下降トレンドとなっております。
このあたりで反転し始める可能性も無きにしも非ずでしょうか。
RSIは?
RSIの数値は39.5。
下値余地も上値余地もあると考えましょう。
東証一部売買代金
一週間の東証一部売買代金の推移を確認しておきましょう。
月曜→約2兆3883億円
火曜→約2兆2807億円
水曜→約2兆5294億円
木曜→約2兆7810億円
金曜→約3兆5972億円
値動きの大きさも影響して金曜日に一気に売買代金が膨らんでいますね。
この商いを伴って上昇してくれたらいいんですが。
まとめ
CMEが18750円ですから、月曜は下からスタートするかもしれません。
ただ、
●年末を控えていること
●海外勢のクリスマス休暇
等を考えると閑散へと向かう可能性もあります。
NISA口座の投資枠を使い切りたいと考えて高配当株に買いが入ることもあるかもしれませんが…。
ただ、スイングトレードを前提とすると無理な商いは控えたほうが良さそうですね。
テクニカル面からはどちらにも動きやすく、来週は揉みあいとなりそうです。
下げたとはいえ、下降トレンド入り、と決定づけるのもまた疑問が残ります。
ニュースに過剰に反応している相場ですからね。
どうしても、テクニカル分析は突発的なニュースで大きく乱高下するときは役に立ちづらくなります。
そんなときは休むも相場、とするのが吉かもしれません。