の日経平均株価テクニカル分析-678x381.png)
本日(2015年11月27日)の日経平均株価テクニカル分析
金曜日恒例の日経平均株価のテクニカル分析です。
今週の日経平均株価は
火曜終値→19924.89(+45.08)
水曜終値→19847.58(-77.31)
木曜終値→19944.41(+96.83)
金曜終値→19883.94(-60.47)
となりました。
20000円を突破することを期待した人も多かったでしょうが、ついに一度もタッチすることなく終えました。
20000円突破は難しいのでしょうか?
現状をテクニカル分析面から確認しておきましょう。
本日の日経平均株価:19883.94(前日比-60.47)
朝、始値は20000円を期待させる19994.05円で始まりました。
ただ、この始値が高値・・・。
週末、金曜日ということもあり、値を下げていく展開で、結局60円安で引けました。
一目均衡表は?
さて、一目均衡表は、相変わらずの上昇トレンドです。
ここから一気に下げ方向へ・・・というシナリオはあまり考えられなさそうに見えます。
MACDは?
残念ながらMACDは本日デッドクロスとなりました。
位置も高いですから、少し買いにくいと考える人が増えそうです。
RSIは?
RSIは70.58と少し高いです。
もう少し落ち着いてもらわないと、一段高は難しいかもしれません。
東証一部売買代金
今週の東証一部売買代金をおさらいしておきましょう。
火曜→約2兆2809億円
水曜→約2兆1891億円
木曜→約2兆0739億円
金曜→約1兆9930億円
今週は終始2兆円前後で推移し、本日は2兆円を割り込んでしまいました。
これでは、20000円という節目の突破は難しそうですね。
まとめ
20000円を目前にしながらも、突破できそうな勢いを感じない、低商いの一週間となりました。
せっかく上昇トレンドでしたが、好材料が乏しく先行きに暗雲を感じてくる投資家が増えてきていることでしょう。
現状をまとめると
△上昇トレンドを示す一目均衡表
▼MACDのデッドクロス
▼依然、高いオシレーター系テクニカル指標
▼2兆円を切るほどの低商い
う~ん、といった感じですね。
商いが活発化して上昇するほどの好材料がないと20000円にタッチしてもまた跳ね返されることが想定されます。
テクニカル面から見た日経平均株価の現状は、膠着状態と考えて取り組むと良いのではないでしょうか。