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本日(2015年8月28日)の日経平均株価テクニカル分析
金曜日恒例の日経平均株価のテクニカル分析です。
今日の日経平均株価は、前日のNY市場が360ドル以上の上昇だったことや為替の円安傾向、
上海市場が堅調な動きを見せたことなどを受け、大幅続伸。19000円台を回復して引けました。以前として中国には一抹の不安がありますが、日経平均株価の現状を理解しておきましょう。
本日(8月28日)の日経平均株価:19136.32(+561.88円)
朝方は19000円台手前でスタートした本日の日経平均株価ですが、
徐々に買われていく展開となりました。
冒頭で書いたように、上海市場が堅調だったことが一因でしょう。
一目均衡表は?
トレンドを見るテクニカル指標である一目均衡表。
基準線と転換線の関係
遅行スパンと26日前株価の関係
現在株価と先行スパン(雲)の関係
どれも依然として下降トレンドを示しております。ここから先は、簡単に上昇していくのは難しいかもしれません。
MACDは?
引き続き下降トレンドを示しています。
RSIは?
本日のRSIの数値は33.07です。
勿論、この水準は売られすぎにはなります。
東証一部売買代金
約3兆942億円。
最近は値動きが大きいので、売買代金は増えております。ただ、今日は500円以上値を上げたにしては膨らまなかった印象もありますね。
まとめ
まだ、安心しきってはいけない相場状況と言えそうです。相変わらず、ノートレードを基本とした方がよいかもしれません。今日は日経平均株価が500円以上、上昇しました。スイングトレードを手掛ける上においては、まだ少しボラティリティが大きい感があります。
500円の上昇があるということは、500円の下落もまた、起こりやすい相場状況と考えましょう。
勿論、荒い相場が得意な人や、超短期での取引をするケース、こういった荒い相場の時の売買ルールがある人などはこの限りではありませんが、そうでなければ、しつこいようですが、ノートレードが基本だと思われます。
また、相場が安定してきてトレードしようと考えた場合も引き続き、中国関連銘柄は敬遠した方がよさそうです。
日経平均株価の値幅がもう少し落ち着いてこれば、きっとチャンスが来るはずです。また、スイングトレードに取り組む限り、今後、チャンスは無限大にあり続けます。
現状の相場状況で取引すべきか、もう少し落ち着くのを待ってから取引すべきか、よく考えるようにするとよいのではないでしょうか。