
某大手証券会社勤務の友人と飲んできました。【変化への対応力】
先日、某大手証券会社の友人と飲む機会がありました。
場所は新宿です。
スイングトレードにも活かせる話だなと思ったので紹介します。
その友人は、理系の大学院を出て某大手証券会社の本社に勤務しているのですが、現在の仕事は債券の適正価格の算出とのことでした。
自己売買部門を持つ証券会社は、時には何千億円単位でポジションを持つことになります。
そして、その何千億円というポジションは、彼らの算出する適正価格によって決められるといっても過言ではありません。
そんな適正価格ですから、私はコンピュータにやらせているものだと思っていました。
でも、実際にはほとんどの部分を人間が担当するとのことです。
人間がやっている計算をオートメーション化すればいいだけの話じゃないの?という質問に対しての彼の答えは
「相場や手法は日々変わっていくし、外資の証券会社は次々に新しい手法を出してくる」
とのことでした。
つまり、変わり続ける相場状況に柔軟に対応し続けるためには人間の柔軟な頭が必要とのことなのです。
基本とする計算式はありながらも、少しずつ相場の癖が変わるために手作業で対応し続ける必要がある、これ、スイングトレードでも言えることではないでしょうか?
変わり続ける相場
株勉強,comでは、スイングトレードで安定かつ継続的に利益を上げるために売買ルールを作成して、売買ルール通りに取引していくことをおすすめしています。
でも、売買ルールを一度作り上げたからと言って、もう何もしなくてもいいわけではありません。
それが通用するならばシステムトレードにしてしまえばいい話です。
優秀な成績を上げているシステムトレードでもバージョンアップをし続けるものだと聞きます。
勿論、最初は基礎となる売買ルールを作り上げることが何よりも大事でしょう。
でも、より勝率を上げるために、より利益率を上げるためにできることはないか、検証してメンテナンスを続けることが大事になるのではないでしょうか?